洞不全症候群(SSS)|浅草橋の動物病院は「あさくさばし動物病院」へ 年中無休

診療科目別症例紹介

循環器の病気

洞不全症候群(SSS)

【概要】

洞不全症候群(SSS:Sick sinus syndrome)は心臓が規則正しく動くためのペースを作る洞結節という部位の異常により不整脈を示す病気です。虚脱や失神を引き起こしますが、症状を示さない場合もあります。検査は通常の心電図やホルター心電図を用いて行います。原因として加齢や他の心臓病等が関わっている可能性があると考えられている。好発犬種は高齢のミニチュアシュナウザーの雌ですが、いずれの犬種にも起こりうる病気です。

​​【治療】

病態により3つに分類され、型によって治療は異なります。基本的には飲み薬で改善が見られれば定期的なチェックをしながら継続します。ただし、効果が認められない場合や飲み薬が適応にならない型のSSSならペースメーカーの植え込みが必要になります。