白内障|浅草橋の動物病院は「あさくさばし動物病院」へ 年中無休

診療科目別症例紹介

眼の病気

白内障

【概要】

眼の中の水晶体と呼ばれるレンズ部分は本来透明ですが、それが濁ってしまう病気です。

白内障の原因には「生まれつき」「親からの遺伝」「他の病気の影響」などがあります。

白内障が進行すると眼が見えなくなってしまいます。また、それだけでなく、ぶどう膜炎、緑内障、水晶体脱臼、網膜剥離を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

診断は暗室での検査が必須になります。散瞳薬と言われる瞳孔を開く点眼を指して、少ししてから検査します。また、状態に合わせて眼圧検査や超音波検査を行います。

見た目が似ている状態として核硬化症という状態があります。それは眼が見えなくなる事もなく、他の病気を引き起こす事もないので、しっかりと区別をする必要があります。

【治療】

白内障の治療の基本は外科治療になります。内科治療(点眼薬や飲み薬やサプリメント)で治る事は望めません。外科治療は適切な二次診療施設をご紹介致しますので、ご安心ください。

外科治療を行わない場合でも、内科治療の必要性はあります。特に白内障によって起こるぶどう膜炎の対策をする事で、白内障によって引き起こされる病気の発症を抑えることができます。