皮膚糸状菌症|浅草橋の動物病院は「あさくさばし動物病院」へ 年中無休

診療科目別症例紹介

皮膚・耳の病気

皮膚糸状菌症

【概要】

皮膚および皮膚付属器の角化した組織に感染する白色・透明な糸状菌(カビ)によって引き起こされる皮膚病です。人の水虫などと同じタイプのカビです。感染を起こした部位は、脱毛、紅斑、水疱、痂皮などの症状を示します。人獣共通の感染症なので、動物からヒトへうつる可能性があるため、注意が必要です。

糸状菌は感染被毛やフケなどを丁寧に顕微鏡で検査していくこと、または専用の培地で糸状菌の培養を行っていくことで診断をつけることができます。

【治療】

感染を起こしている範囲が狭ければ外用薬で治療を行いますが、程度が強い場合には内服薬を用います。全身的な毛刈りも有効であることがあります。