角膜潰瘍|浅草橋の動物病院は「あさくさばし動物病院」へ 年中無休

診療科目別症例紹介

眼の病気

角膜潰瘍

【概要】

角膜とは目の前面にある透明な膜で、眼球に光を取り入れたり水晶体と共にピントを調節する役割があります。この角膜の深部まで損傷が生じたものを角膜潰瘍と言います。

角膜潰瘍は、犬猫の眼科疾患で最もよくみられます。

原因には、外傷、感染、瞼やまつ毛の異常による機械的な刺激、乾性角結膜炎、化学物質などがあります。眼を痛そうに閉じている、充血している、涙や目やにが多いなどの症状で気づくことが多くみられます。

【治療】

まずは目薬での治療がメインとなります。ヒアルロン酸成分や抗生物質の目薬を使います。

また、まつ毛やまぶたの異常など構造に問題がある場合には、それらの原因を取り除きます。

重症化したり目薬だけで改善が乏しい場合には、コンタクトレンズの装着や飲み薬、さらには外科手術が必要なこともあります。